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原稿用紙10枚を書く力/齋藤孝/大和書房/

原稿用紙10枚を書く力原稿用紙10枚を書く力
(2004/09)
斎藤 孝

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◆質を上げてから量に向かうのではなく、量をこなすことで質を上げる(中略)とにかく目的を達成しよう。その目的は量だ。だから一日の書くノルマを決めて、その枚数をこなすということを一定期間やってみる。(p016~p017)

☆「質を上げてから量に向かう」って、不可能なんじゃないの?一度にムチャクチャ書くんじゃなくて、1,000字位でもいいから、毎日継続することが大切。ブログでもなんでもいいから続けてみる。

◆「転」を見きわめられれば、「この『転』になるには前提が必要だから、そのためにここのあたりを書いたんだな」という書き手の思考回路が見えてくる。(p026)

☆これ。書くときにも大事。「転」を先に決めてから文章を考えると、すごく楽になった。「転」を決めたら、「転」にもっていく経緯を書けばいいだけなんだから。「起」「承」をもっと練って、「転」とのギャップがでれば、もっと面白い文章になりそう。

◆論理的な文章で、かつ生命力があふれている文章がある。それは、中身が個人的な体験だとか、客観的な内容だとかよりも、構築ができている文章であるかどうかで決まる。まず、読んだ側の「それで何なの?」という問いに答えられるかどうか、つまり主題をきちんと打ち出せているかどうかである。(p060)

☆最終的に何が言いたいのか、軸つまり「転」が決まらないと、その前後の文章も意味を成さない。主題のない文章は、魂のぬけたスカスカの文章だ。

◆「新たな気づき」といっても、これまでだれも言わなかったことである必要はない。書き手本人にとって、何か新たな気づきがあれば、それを書けばいい。(p066)

☆世間一般の、自分以外の人が全員知っているようなことでも、ぼくにとっては「新たな気づき」だ。ということは、ごくごく主観的なものの見方をすればいいってこと?

◆読むスピードよりも、どの部分を読むかという選択眼を養うことが大事なのだ。(p081)

☆フォーカスリーディングとか速読とか、そんなことはどうでもいい。自分に必要なところだけをピンポイントで見つけられるような選択眼をもつ。実用書とかビジネス書は、けっきょく辞書なんだから。

◆引用しながら、自分がその文章からどういう刺激を受けたかを書いていく。(p086)

☆他人が見て、まったく見当違いの部分でも、自分にとって必要なら、まよわず引用。どこを引用するのか。それに対してどんな感想があるのか。これでもうオリジナル。

◆「こんなことがあった」という出来事を読者と共有ができれば、それが書き手と読み手をつなぐ。「そのとき、こう思った」と書き手が思ったことについては、読み手は書き手と違う感想を持つことがあるかもしれない。(p088)

☆文章が伝わらないとき、前提の出来事というか「場」が共有できていないことが多い。前提となる出来事や引用箇所は、客観的なもの。それに対して、感想や意見の部分は、あくまでも主観。主観どうしが論じ合えるほど、客観の部分が共有できることが肝心。

◆おもしろいとは、それまで頭の中でつながっていなかったものがつながるということでもある。読み手にそういう刺激を与えるラインをつくるのが、文章を書くことの醍醐味の一つでもある。(p096)

☆知的に面白いっていう感覚?「いわれてみりゃそうだ。気づかんかった」って思ってもらえたら、文章に価値がでる。

◆どのようなキーコンセプトを見つけるかが、書く方向性を左右することにもなる。(p109)

☆キーワード。キーコンセプト。キーフレーズ。その中でも、キーコンセプトが文章に一番影響しそうだ。大きくは、視点の違いととってもいいんだろうか?ひとつのキーワードについて、消費者側から見るのか、企業側から見るのか、政府から見るのか。子供から見るのか。それだけでも、書く内容はぜんぜん違ってくる。

◆しっかりしたテーマを打ち出すためには、まず最初にきちんと構築する作業が必要である。それが何かをつくる場合の基本といえる。(p112)

☆文章についての話だけど、ビジネスではビジネスプラン、日用大工では設計図。基本はみんな同じだ。まず、計画を立てること。

◆まず小さい絵をたくさん描いて、それらを結合させていく方法に切り換えた。(p116)

☆量をこなす、にもつながることだと思う。それが集まれば、大きな絵になるんだから。書き手のプロでも、大きな文章を一気に書くのは大変なんだ。だったら、この方法でいくのが賢い選択だ。

◆全体を構築していく場合、キーワード、キーコンセプトをタイトルになるようなキーフレーズに練り上げていくと、全体が構築しやすくなる。キーワードを練り上げて「何々は何々である」というキーフレーズにして、それを一行目に書いたとする。すると、そこに書き手の思いが凝縮される。(p117)

☆どれほど長い文章を書くよりも、このキーフレーズのほうが、よっぽど時間がかかりそうだ。全体を凝縮した一文。最も適した言葉を選んで、誤解も漏れもない一文。これができたら、文章なんてカンタンにかけるんじゃないの?

◆書き手に明確な構図がないのに、読み手が構図を描くなど不可能である。(p123)

☆伝わらないときって、こんな場合も多い。自分で書くときも、何かを読むときも、図にしてまとめてみると、間が抜けていることがある。自分なりに埋めてみると、けっこう理解できたりする。文章の構築の過程で、図にするっていうのも、欠かすことのできない大切なステップだ。

◆文章を書くときには、何らかのテキスト-出来事もテキストの一つである-をめぐって書くことが自然な方法である。(p139)

☆書くってことは、必ず何か対象がある。街であった出来事。テレビで見た映画。電車の広告。昨日読んだ本。仕事で怒られたこと。対象があってはじめて書ける。対象と刺激(心が動いた内容)を一対にすれば、書きやすいし、読み手も状況が理解しやすい。

◆文体は書く人の立ち位置を示すもの(中略)存在感とは、その人がその人なりのスタイルを獲得しているかどうかにかかっている。(p147)

☆書き手は、演者であり、エンターティナー。読み手を楽しませる存在だ。キャラ立ちのユニークさが、独自の立ち位置を決める。

◆世の中や他人と自分がどういう関係、どういう距離感で書くのかは、大きな問題だ。(p160)

☆書く上でのキャラ立ちやスタイルを考える際、どういう人に見てほしいのか、っていうのが大切。迎合するのか、上から見下ろすのか。気持ちの上でも、楽しく書きやすいのが一番あったスタイルかな?

◆書くことの原点には、感じる、考えるということがある。感じる、考えることがなければ、書くモチーフを持つことができない。感じる、考えるためには、対象がなければならない。その対象も自分が興味を持てる、おもしろいものがいい。対象が、自分にどう食い込んできたのかをはっきりさせていく。それが書くことにつながる。(p176)

☆「感じること、考えること」ここから、すべてが始まるってことか。生きている限り、毎日何かが起こっている。ただ流されているだけでは、書く対象は見つからない。逆に、書くことを前提に生きていれば、生活のすべてが書く対象になる。「対象はすでにある。気づいてないだけ」ブログ書く人なんてそうなんでしょうね。ブログを書く前提で生活してる。書くことがないんじゃなくて、あるのに見えてないだけ。注意しよう。

◆オリジナリティを発揮するといっても、この世界にまったくありえないことを自分の中から引き出すということは非常に難しい。まず、外の世界のものが自分にどう食い込んでくるのか、それを表現するところからオリジナリティを発揮する技を身につけるべきだ。(p184)

☆まず感じる。まず考える。どう感じたか、どう考えたか。また、どんな言葉で表現するのか。それがオリジナリティ。書くネタがなければ動く。いろんなことを実際に体験するためには、好奇心と探究心が欠かせない。積極的に、新しいことを採り入れていくのも、文章のネタにいいだろう。

テーマ : 知っておいて損はない!!
ジャンル : ビジネス

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